
写真:XIIIfromTOKYO, Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)
2026年版 富士山の山小屋まとめ|予約方法・料金・ルート別一覧
目次
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本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。料金・予約方法・開業日は山小屋により異なり、シーズン直前に変更される場合があります。登山前に必ず各山小屋の公式サイトや電話で最新情報をご確認ください。
富士山に登るなら、山小屋の予約は早めが大原則です。2026年シーズンも弾丸登山規制の影響で、夜間ゲートが閉まる前に宿泊場所を確保していないと山に入れない事態になる可能性があります。
この記事では、ルート別の山小屋一覧・料金相場・予約方法・規制との関係を整理します。
2026年の規制と山小屋の関係
まず前提として、2026年の富士山は全ルートに登山規制があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入山料(保全協力金) | 4,000円/人(全ルート共通) |
| 夜間ゲート閉鎖 | 14:00〜翌3:00(全ルート共通) |
| 例外 | 山小屋宿泊者はゲート規制の対象外 |
つまり、夜間に登山したい場合は山小屋の予約が事実上必須です。山小屋に宿泊していれば、夜間のご来光登山も合法的に行えます。
また、静岡側3ルート(富士宮・須走・御殿場)は、登山前にFUJI NAVIでの事前登録と登山安全eラーニングの受講が求められます。
📖 規制の詳細:2026年 富士山の登山規制まとめ
山小屋予約のスケジュール感
富士山の山小屋予約は5月〜6月初旬に一斉に受け付けが始まることが多く、人気の小屋・人気の日程はすぐ埋まります。
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 4月下旬〜5月 | 予約受付開始の小屋が多い |
| 6月中旬まで | 週末・お盆前後の良い枠がほぼ埋まる |
| 7月以降 | キャンセル待ち・平日のみ空きが出る程度 |
お盆(8月10〜16日前後)と週末は特に競争が激しいため、行く日程が決まったらすぐ予約するのが鉄則です。
吉田ルートの山小屋一覧
吉田ルートは山小屋の数が最多で、選択肢が豊富です。富士スバルライン五合目から山頂まで多数の小屋が連なっています。
5〜6合目
| 山小屋 | 合目 | 料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 佐藤小屋 | 6合目 | 要問合せ | 通年営業。下山後の休憩にも便利 |
| 里見平★星観荘 | 5.5合目 | 要問合せ | 星空観察に特化した小屋 |
| 富士急雲上閣 | 5合目 | 要問合せ | 五合目バスターミナル付近 |
7合目(標高2,700m前後)
| 山小屋 | 料金目安(2食付) | 予約方法 |
|---|---|---|
| 花小屋 | 9,000円〜 | 公式サイト/電話 |
| 日の出館 | 9,900円〜 | 公式サイト/電話 |
| トモエ館 | 11,500〜13,500円 | 公式サイト |
| 鎌岩館 | 要問合せ | 公式サイト(5月8日10時〜受付開始) |
| 富士一館 | 要問合せ | 電話 |
| 鳥居荘 | 要問合せ | 公式サイト/電話 |
| 東洋館 | 要問合せ | 公式サイト |
8合目(標高3,020〜3,100m前後)
| 山小屋 | 料金目安(2食付) | 備考 |
|---|---|---|
| 太子館 | 14,000〜16,000円 | 8合目の定番。予約競争が激しい |
| 蓬莱館 | 14,500〜16,500円 | ゆったりした造り |
| 白雲荘 | 15,400〜17,600円 | 2食付きで快適 |
| 元祖室 | 13,000〜15,000円 | コスパ重視の登山者に人気 |
本8合目〜山頂
| 山小屋 | 料金目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 富士山ホテル(本8合目) | 12,000〜14,500円 | 本8合目の代表的な小屋 |
| 御来光館(本8.5合目) | 素泊まり13,000円/2食15,000円 | ご来光に最も近い位置の小屋 |
| 山口屋(山頂) | 素泊まり9,000円〜 | 山頂直下。荒天時の避難にも |
富士宮ルートの山小屋一覧
静岡県側の富士宮ルートは、距離が短く急勾配なのが特徴。山小屋は吉田ルートより少なめです。
| 山小屋 | 合目 | 料金目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 雲海荘 | 7合目 | 要問合せ | 富士宮ルート最初の山小屋 |
| 宝永山荘 | 7.5合目 | 要問合せ | 宝永火口を見渡せる |
| 池田館 | 8合目 | 要問合せ | ルート中盤の拠点 |
| 山口山荘 | 9合目 | 要問合せ | 上部の希少な宿泊地 |
| 万年雪山荘 | 9.5合目 | 要問合せ | 山頂直下 |
須走ルートの山小屋一覧
須走ルートは登山者が比較的少なく、山小屋も少数です。
| 山小屋 | 合目 | 料金目安 |
|---|---|---|
| 大陽館 | 7.5合目 | 要問合せ |
| 見晴館 | 8合目 | 要問合せ |
| 江戸屋 | 8.5合目 | 要問合せ |
御殿場ルートの山小屋一覧
御殿場ルートは距離が長く難易度が高いため、登山者数は少なめ。山小屋も数が限られます。
| 山小屋 | 合目 | 料金目安 |
|---|---|---|
| わらじ館 | 7合目 | 要問合せ |
| 砂走館 | 8合目 | 要問合せ |
| 赤岩八号館 | 8合目 | 要問合せ |
山小屋料金の相場
ルートや標高によって差がありますが、おおよその目安は次のとおりです。
| 宿泊プラン | 料金目安 |
|---|---|
| 素泊まり | 8,000〜13,000円 |
| 2食付き(夕食・朝食) | 11,000〜18,000円 |
| 毛布・寝袋込み | 上記に含まれることが多い |
富士山の山小屋は山岳環境での運営コストが高く、平地の宿と比べて割高に感じますが、高度・輸送費・設備維持を考えると妥当な価格帯です。
予約方法と注意点
予約の基本
- 各山小屋の公式サイトまたは電話での予約が基本
- 一部の小屋はじゃらん・楽天トラベル等に掲載されているが、直接予約のほうが確実なことも多い
- キャンセルの場合は早めに連絡する(直前キャンセルはキャンセル料が発生する場合あり)
予約のコツ
- 第1〜第3希望の日程と小屋を決めておく。1箇所だけに絞ると取れなかったときにゼロから探すことになる
- 予約開始日に合わせてアクセスする。人気小屋は受付初日の午前中に埋まる
- 平日を選ぶと空きが取りやすい。週末・お盆は特に競争激化
- 複数名での申し込みは早めに人数を確定する。人数変更への対応は小屋によって異なる
静岡ルートはFUJI NAVIの事前登録も必要
富士宮・須走・御殿場ルートで登る場合、山小屋予約とは別にFUJI NAVIでの事前登録と安全eラーニングの受講が求められます。
- FUJI NAVI:https://fujinavi.pref.shizuoka.jp/
- 登録後に発行されるQRコードを五合目で提示する
山小屋泊の持ち物
山小屋泊では、テント泊ほどの装備は不要ですが、最低限以下を持参しましょう。
- 耳栓(大部屋は他の登山者のいびき・物音が気になることがある)
- マスク(狭い空間での感染症対策)
- アイマスク(夜間でもランプや他の登山者の動きで明るい)
- 着替え(インナー)(汗をかいたまま寝ると体が冷える)
- モバイルバッテリー(充電できる小屋もあるが、コンセントは数が少ない)
- 現金(カード・電子マネー非対応の小屋が多い)
食事・寝袋・枕は山小屋が提供するのが一般的ですが、衛生面が気になる場合はシュラフカバーを持参すると安心です。
よくある質問
Q. 山小屋に予約なしで泊まれる?
原則、事前予約が必要です。夜間ゲートの影響もあり、飛び込みでの宿泊はほぼ期待できないと思ってください。緊急時の避難を除き、無断宿泊は不可です。
Q. 山小屋を予約せず、夜間に登れる?
14:00〜翌3:00はゲートが閉鎖されるため、山小屋宿泊者以外は夜間入山できません。早朝に上がって昼前後に下山する日帰りスタイルが唯一の代替手段です。ただし日帰りは体力的に厳しく、初心者にはおすすめしません。
Q. キャンセルはどのくらい前まで無料?
小屋によって異なります。多くの場合、3〜7日前までのキャンセルは無料または少額のキャンセル料で済みますが、直前(前日・当日)は宿泊費の50〜100%のキャンセル料が発生するケースもあります。必ず各小屋の規定を確認してください。
Q. 山小屋で食事だけ利用できる?
宿泊者向けが優先ですが、通過する登山者への軽食販売(カップラーメン・飲み物・お菓子など)を行っている小屋がほとんどです。ただし、夕食・朝食の食事利用は宿泊セットが前提の場合が多いです。
まとめ
- 2026年の富士山は入山料4,000円+夜間ゲート規制がある
- 山小屋宿泊者はゲート規制の対象外。ご来光を目指すなら山小屋予約は必須
- 予約は5月〜6月初旬に受付開始。人気の枠はすぐ埋まる
- 静岡ルートは山小屋予約とは別にFUJI NAVI登録が必要
- 料金は2食付きで11,000〜18,000円前後が目安
- 現金・耳栓・アイマスクを必ず持参する
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