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高水三山 梅雨の日帰り登山ガイド|軍畑駅から御嶽駅まで歩く奥多摩入門コース

写真:Koda6029, Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

·⛰ 高水三山 (793m)·東京都·難易度: 初級〜初中級·⏱ 軍畑駅〜御嶽駅 約4時間(青梅市観光協会)

高水三山 梅雨の日帰り登山ガイド|軍畑駅から御嶽駅まで歩く奥多摩入門コース

高水三山(高水山・岩茸石山・惣岳山)の登山ガイド。青梅市観光協会の区間別所要時間、見どころ、梅雨の時期の注意点とアクセスを公式情報で整理しました。

目次

  1. はじめに
  2. 基本情報
  3. コースタイム(軍畑駅→御嶽駅)
  4. 見どころ
  5. 常福院(高水山)
  6. 高水山の山頂
  7. 岩茸石山
  8. 惣岳山
  9. 三山と山道の歴史・見どころ
  10. 軍畑駅から登山口まで
  11. 合目石と常福院
  12. 高水山から岩茸石山への稜線
  13. 岩茸石山
  14. 惣岳山と青渭神社
  15. 梅雨の時期に気をつけること
  16. アクセス
  17. バスを使って常福院の表参道から登る方法
  18. 登山計画書の提出と持ち物
  19. 問い合わせ先
  20. まとめ
  21. 参考リンク
  22. 関連記事

この記事は2026年10月10日時点で、青梅市観光協会、奥多摩ビジターセンター、日本山岳会の公開情報をもとに更新しています。登山道の状況は変わるため、出発前に奥多摩ビジターセンターの登山道・道路状況を確認してください。旧版にあったヤマアジサイの見頃やトイレなどの記述は、公式情報で確認できなかったため削除しました。

はじめに

高水三山は、東京都青梅市にある高水山(759m)、岩茸石山(793m)、惣岳山(756m)の総称です。JR青梅線の軍畑駅から歩き始め、御嶽駅へ下りる縦走が定番で、奥多摩の入門コースとして知られています。標高はいずれも800m未満で、駅から駅へ歩けるため、天気が崩れそうな梅雨の時期にも計画を立てやすい山です。

軍畑駅近くの道を歩くハイカー
軍畑駅から登山口へ向かう道。写真:Guilhem Vellut, Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

基本情報

項目 内容
標高 高水山759m/岩茸石山793m(三山の最高峰)/惣岳山756m
所在地 東京都青梅市
所要時間 軍畑駅〜御嶽駅 約4時間(青梅市観光協会)
起点・終点 JR青梅線 軍畑駅・御嶽駅

御嶽駅を起点に逆回りにすると、所要時間は30分ほど多くかかると日本山岳会が案内しています。

コースタイム(軍畑駅→御嶽駅)

青梅市観光協会の案内にある各区間の所要時間です。

軍畑駅から高水山、岩茸石山、惣岳山を経て御嶽駅までの区間別所要時間を並べた図
青梅市観光協会「高水三山ハイキングコース」をもとに作成。
区間 所要時間の目安
軍畑駅 → 平溝橋分岐 約15分
平溝橋分岐 → 高源寺入口 約15分
高源寺入口 → 常福院不動堂 約60分
常福院 → 高水山 約5分
高水山 → 岩茸石山 約35分
岩茸石山 → 惣岳山 約40分
惣岳山 → 御嶽駅 約70分

日本山岳会の案内では、軍畑駅から高源寺まで30分、高源寺から常福院まで60分、惣岳山から御嶽駅まで合計約75分と、一部の区間割りが異なります。休憩時間は含まれていないため、余裕を持って計画してください。

見どころ

常福院(高水山)

高水山の常福院には不動堂があり、浪切白不動像が祀られています。

常福院の不動堂に奉納された白い剣
常福院に奉納された剣。写真:Guilhem Vellut, Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

高水山の山頂

標高759mの山頂は、行楽シーズンには多くのハイカーで賑わうと青梅市観光協会が案内しています。

ベンチと道標がある高水山の山頂
高水山の山頂。写真:Guilhem Vellut, Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

岩茸石山

三山の最高峰(793m)で、山頂は広く、眺めが良いと青梅市観光協会が案内しています。日本山岳会の案内では、棒ノ折山や武甲山などの山々を見渡せるとされています。ただし、近年は草木が伸びて眺望が変わったという登山者の報告もあるため、期待しすぎないようにしてください。

山頂から見渡す秋の山並み
岩茸石山の山頂付近からの眺め。写真:Guilhem Vellut, Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

惣岳山

標高756mで、山頂は木々に囲まれて眺めはよくありませんが、大国主命を祀る青渭神社奥の院があります。

三山と山道の歴史・見どころ

高水三山は、戦前から身近なハイキングコースとして親しまれてきたと青梅市観光協会が案内しています。歩く順に、道中の見どころを整理します。

軍畑駅から登山口まで

軍畑駅は小さな無人駅です。日本山岳会の案内では、線路は単線で、立川駅からの距離は24.5kmと駅脇の表示にあります。駅から続く都道は「旧鎌倉街道」にあたり、かつて鎌倉方面へ通じる重要な街道だったと紹介されています。標識には「高水山まで約3km」と書かれています。

登山口から山道に入り、橋を渡って少し進むと、高さ15mほどの砂防堰堤があります。自然の石を積んだように装飾されていると日本山岳会が紹介しており、林道の終点には説明板が立っています。

合目石と常福院

登山道には、お寺へ通じる参道のなごりとして、1合目、2合目と高さの目安を石に彫った「合目石」があります。探しながら登ると、いい励みになるでしょう。

高水山の常福院は真言宗の古い寺で、浪切不動が安置されています。何度か山火事に遭い、1822年に再建された不動堂は東京都の重要文化財だと日本山岳会が紹介しています。鎌倉時代の武将、畠山重忠の信仰が篤かったとも伝わります。

毎年4月上旬には獅子舞が奉納されます。青梅市観光協会によると、獅子舞は明和5年(1768年)頃に奥多摩町の大丹波から伝わったとされ、成木7丁目の高水山獅子舞保存会が今も受け継いでいます。山門には、イノシシに乗った閻魔大王の像があるそうです。

高水山から岩茸石山への稜線

高水山から岩茸石山へ向かう稜線では、左側(南)にスギ・ヒノキの植林地、右側(北)に明るい広葉樹林が続き、その違いを見比べられます。この稜線は東京都と埼玉県の境で、雨水は南が多摩川、北が荒川の水系へ流れていくと日本山岳会が説明しています。

岩茸石山

山名は、かつてイワタケがたくさん採れたことに由来すると日本山岳会が紹介しています。山頂に突き出た岩は、堆積岩の一種のチャートでできています。山頂からは、東に飯能方面、北に奥武蔵、西に奥多摩の山々を見渡せます。青梅市観光協会は、北にある黒山を挙げ、山の中腹には升が滝という滝があると案内しています。

惣岳山と青渭神社

惣岳山の青渭神社に祀られているのは大国主命で、「惣岳さま」とも呼ばれます。平安時代の「延喜式」に記載された神社といわれ、ルーツは古墳時代にさかのぼるとされます。里宮は沢井にあります。山頂の奥の院は、古いお堂が金網で保護されています。昔から神域の樹木が大切にされ伐採が禁じられてきたため、境内は薄暗い雰囲気です。参道の途中にある「ご神水」は、今はほとんど水が湧き出していないと紹介されています。

梅雨の時期に気をつけること

  • 足元: 雨の後は土や木の根、岩が滑りやすくなります。滑りにくい靴底の登山靴で、下りは特にゆっくり歩いてください。
  • ヤマビル: 奥多摩の低山では、暖かく湿った時期にヤマビルがいることがあります。長袖・長ズボン・ゲイターを着用し、忌避剤を使うなどの対策をしてください。
  • 雷雨: 梅雨の時期は午後に雷雨が起こることがあります。早めに出発し、早めに下山できる計画にしてください。
  • 登山道の状況: 奥多摩ビジターセンターの2026年10月2日の登山道情報では、高水三山の惣岳山〜岩茸石山は「通行可」でした。ただし、倒木などの報告もあるため、出発前に最新情報を確認してください。

アクセス

  • 行き:JR青梅線 軍畑駅
  • 帰り:JR青梅線 御嶽駅
  • 時刻表は青梅市の「高水三山ハイキングコース時刻表」ページから、JR東日本の各駅時刻表へ進めます。
  • 軍畑駅周辺には駐車場がないと紹介されています。車の場合は、御嶽駅周辺の駐車場を使う方法が案内されていますが、料金や台数は確認できませんでした。

バスを使って常福院の表参道から登る方法

駅から歩き始める以外に、バスで山の中腹近くまで入る方法もあります。青梅市は、東青梅駅北口バス停からバスで約40分、常福院の表参道から高水山に登る、勾配が緩めのハイキングコースの案内マップを作成しています。日本山岳会も、JR東青梅駅から都バスで上成木まで行き(約39分)、昔の表参道から高水山に登れると紹介しています。本数が少ないため、事前にバスの時刻を調べてください。

登山計画書の提出と持ち物

警視庁は、東京都の山について、山頂までの道のりは長くないものの高低差が大きく急峻な場所が多く、作業道などの枝道も点在するため道迷いが起こりやすいと注意しています。入山前には必ず登山計画書を作り、提出するよう呼びかけています。

青梅警察署では、青梅警察署、管内の交番・駐在所、奥多摩駅で計画書を受け付けており、郵送も可能です。計画書の用紙は青梅警察署のホームページからPDFで入手できます。警視庁は、登山届アプリ「コンパス」の登山届も、遭難時の捜索救助に利用するとしています。下山したら登録解除を忘れないでください。

警視庁が挙げる必要な装備は、ヘッドライト、雨具、地図、コンパス、携帯電話(予備バッテリーを含む)、防寒衣、水・食料です。青梅警察署は、奥多摩は携帯電話の不感地帯が多いため、全面的に頼らないよう呼びかけています。日帰りの低山でも、基本の装備は必ず持って行きましょう。

問い合わせ先

  • 青梅市観光協会:0428-24-2481(月〜金曜 8:30〜17:15、土・日曜・祝日は休み)
  • 御岳インフォメーションセンター:0428-78-9363(日本山岳会の案内に掲載の番号)
  • 青梅警察署:0428-22-0110

まとめ

高水三山は、軍畑駅から御嶽駅まで約4時間で歩ける奥多摩の入門コースです。梅雨の時期は足元、ヤマビル、午後の雷雨に注意し、最新の登山道情報を確認してから出かけてください。


参考リンク

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最終更新: 2026年10月19日 07:29

執筆・確認

山日記編集部

実際の山行記録や公的機関・自治体の最新情報をもとに、登山ルート・装備・安全対策をわかりやすく整理して発信しています。 登山道・交通・施設情報は変わるため、記事公開後も必要に応じて更新し、最新確認先も案内しています。

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