山日記山日記
人気の春山おすすめ10選|初心者にも歩きやすい日帰り向けの山をまとめて紹介

写真:掬茶, Wikimedia CommonsCC BY-SA 4.0

人気の春山おすすめ10選|初心者にも歩きやすい日帰り向けの山をまとめて紹介

目次

  1. はじめに
  2. 春山選びで見たいポイント
  3. 人気の春山おすすめ10選
  4. 1. 高尾山(東京都)
  5. 2. 筑波山(茨城県)
  6. 3. 御岳山(東京都)
  7. 4. 大山(神奈川県)
  8. 5. 金時山(神奈川・静岡)
  9. 6. 陣馬山(東京都・神奈川県)
  10. 7. 日和田山(埼玉県)
  11. 8. 棒ノ折山(埼玉県・東京都)
  12. 9. 鋸山(千葉県)
  13. 10. 長者ヶ岳(山梨県・静岡県)
  14. 初心者が最初の春山で失敗しにくい順番
  15. 春山で気をつけたいこと
  16. 残雪を軽く見ない
  17. 朝は寒く、昼は暑い
  18. ぬかるみと花粉を想定する
  19. 持ち物は「冬ほど重くなく、夏ほど軽くしない」が基本
  20. 迷ったらどう選ぶ?
  21. まとめ
  22. 関連記事

スポンサーリンク

はじめに

春は、登山を始めたい人にも、久しぶりに山へ戻りたい人にも歩きやすい季節です。真夏ほど暑くなく、冬山ほど厳しくもなく、桜、新緑、ミツバツツジ、ヤマブキなど、山ごとの季節感を楽しみやすいのが大きな魅力です。

一方で、春山といってもどこでも安全に歩けるわけではありません。標高が高い山では残雪が残り、朝晩の冷え込みやぬかるみも出やすいので、最初の一座は「人気があって情報が多く、日帰りしやすい山」から選ぶほうが失敗しにくいです。

この記事では、春に人気が出やすく、初心者にも比較的選びやすい山を10座に絞ってまとめます。

春山選びで見たいポイント

人気の春山を選ぶときは、景色だけでなく次の3点を見ると外しにくいです。

  • 標高と残雪状況
  • 公共交通で行きやすいか
  • 登山道の種類が自分に合っているか

例えば「春らしい花を見たい」のか、「新緑の中を気持ちよく歩きたい」のか、「富士山や大展望を楽しみたい」のかで、向いている山はかなり変わります。最初のうちは、低山から1,500m前後までの日帰り山を中心に選ぶのがおすすめです。

人気の春山おすすめ10選

まずは一覧で比較したい人向けに、エリア・春の魅力・難易度で見比べやすい表を置いておきます。

エリア:
春の魅力:
難易度:

10 件表示中(全 10 山)

日和田山
埼玉 / 305m
🚃
★★
花・新緑
短時間で歩けて、春の軽ハイクに向く
向いている人:子ども連れ、超初心者、午前だけ歩きたい人
注意点:岩場っぽい場所では足元に注意
鋸山
千葉 / 329m
🚃
★★
展望
海の眺めと切り立った展望地が特徴的
向いている人:旅行気分で山を歩きたい人
注意点:階段や急な下りで膝にきやすい
東京 / 599m
🚃
★★
花・新緑
桜・スミレ・新緑。コースが多く春山デビュー向き
向いている人:初心者、家族連れ、半日ハイク
注意点:週末とGWはかなり混雑しやすい
筑波山
茨城 / 877m
🚃
★★
展望
ヤマツツジと関東平野の大展望。ロープウェイ利用可
向いている人:景色重視の人、初心者
注意点:岩場ルートは雨のあと滑りやすい
御岳山
東京 / 929m
🚃
★★
花・新緑
新緑と神社の雰囲気を両方楽しみやすい
向いている人:高尾山の次の一座を探している人
注意点:大岳山方面へ延ばすと難易度が上がる
陣馬山
東京 / 855m
🚃
★★
展望
広い山頂と明るい尾根歩きが春に気持ちいい
向いている人:高尾エリアで次の山を探している人
注意点:高尾方面へ縦走すると距離が長くなる
棒ノ折山
埼玉 / 969m
🚃
★★
沢・自然
白谷沢の清流と新緑が春らしい
向いている人:自然を強く感じたい人
注意点:渡渉や濡れた岩で滑りやすい
金時山
神奈川 / 1,212m
🚃🚗
★★
展望
富士山展望が強く、短時間でも満足感が高い
向いている人:景色重視の人、箱根旅行と合わせたい人
注意点:山頂は風が強く、体感温度が下がりやすい
大山
神奈川 / 1,252m
🚃
★★
花・新緑
ミツバツツジと新緑。ケーブルカー利用で計画しやすい
向いている人:初心者から初級者、しっかり歩きたい人
注意点:下社から上は石段と急登が続く
長者ヶ岳
山梨 / 1,336m
🚃🚗
★★
展望
富士山展望の完成度が高く、春の眺めが良い
向いている人:春らしい富士山の景色を見たい人
注意点:標高差があり、風が強い日もある

1. 高尾山(東京都)

春山の定番としてまず外せないのが高尾山です。都心から行きやすく、1号路、4号路、6号路などルートの選択肢が多いため、初心者から慣れている人まで歩きやすい山です。

  • 人気の理由:アクセスが良く、花と新緑を気軽に楽しめる
  • 向いている人:登山デビュー、家族連れ、半日ハイク
  • 春の見どころ:桜、スミレ、新緑
  • 注意点:週末とGWはかなり混雑しやすい

「まず1回、春の山を歩いてみたい」という人にはかなり向いています。詳しくは 春の高尾山ハイキング完全ガイド|初心者向けコース・服装・混雑対策まで解説 も参考になります。

2. 筑波山(茨城県)

筑波山はケーブルカーとロープウェイがあり、体力や時間に合わせて歩き方を調整しやすい山です。山頂からの展望が広く、春はつつじや新緑が重なる時期に人気が高まります。

  • 人気の理由:展望が良く、観光と登山を両立しやすい
  • 向いている人:景色重視の人、初心者、旅行ついでに歩きたい人
  • 春の見どころ:ヤマツツジ、新緑、関東平野の眺望
  • 注意点:岩場混じりのルートは雨のあと滑りやすい

「ロープウェイやケーブルカーを使って春山を楽しみたい」という人に合う一座です。

3. 御岳山(東京都)

御岳山は、山そのものの歩きやすさに加えて、神社や宿坊の雰囲気も楽しめるのが魅力です。ケーブルカー利用で歩行時間を短くできるため、春山デビューでも計画を立てやすいです。

  • 人気の理由:奥多摩の自然と観光要素のバランスが良い
  • 向いている人:高尾山の次にどこへ行くか迷っている人
  • 春の見どころ:新緑、社寺の雰囲気、静かな山歩き
  • 注意点:大岳山方面まで延ばすと一気に登山色が強くなる

御岳山だけなら比較的やさしく、大岳山まで行くとしっかり登山になります。自分の体力に合わせて切り分けやすい山です。

4. 大山(神奈川県)

神奈川で人気の春山といえば大山です。ケーブルカーを使って中腹から歩けるため、低山ハイクより少しだけ達成感を増やしたい人に向いています。

  • 人気の理由:アクセスしやすく、春の展望も良い
  • 向いている人:初心者から初級者、日帰りでしっかり歩きたい人
  • 春の見どころ:新緑、相模湾側の展望、ミツバツツジ
  • 注意点:下社から上は石段や急登が続く

高尾山より運動量は増えますが、まだ日帰りで無理なく計画しやすい範囲です。

5. 金時山(神奈川・静岡)

富士山の眺望を楽しみたいなら春の金時山はかなり人気です。コースタイムが比較的短く、箱根観光と組み合わせやすいのも強みです。

  • 人気の理由:富士山が見えやすく、短時間でも満足感が高い
  • 向いている人:景色重視の人、旅行と合わせたい人
  • 春の見どころ:富士山、箱根外輪山の眺め、新緑
  • 注意点:山頂は風が強い日があり、体感温度が下がりやすい

「山頂でしっかり景色を見たい」という人に特におすすめです。

6. 陣馬山(東京都・神奈川県)

陣馬山は広い山頂と開放感が魅力で、春ののんびりハイクに向いています。高尾エリアの山として人気があり、高尾山方面への縦走も定番です。

  • 人気の理由:山頂が広く、春の空気の気持ちよさを味わいやすい
  • 向いている人:高尾山の次の山を探している人
  • 春の見どころ:明るい尾根歩き、新緑、茶屋
  • 注意点:縦走にすると距離が一気に長くなる

単体で歩けば比較的穏やかですが、縦走プランは初心者にはやや長めです。

7. 日和田山(埼玉県)

日和田山は標高こそ低いですが、春の気軽なハイキング先として人気があります。短時間で登れて、登山の雰囲気をつかみやすいのが特徴です。

  • 人気の理由:短時間で歩けて、初心者でも計画しやすい
  • 向いている人:子ども連れ、超初心者、午前だけ歩きたい人
  • 春の見どころ:新緑、低山らしい明るい景色
  • 注意点:岩場っぽい場所では油断せず足元を見る

最初の山としてハードルが低く、持ち物や服装の練習にも向いています。

8. 棒ノ折山(埼玉県・東京都)

沢沿い歩きが好きなら春の棒ノ折山はかなり人気があります。白谷沢ルートは水の音と新緑の組み合わせが気持ちよく、春らしい山歩きをしやすいです。

  • 人気の理由:沢沿い歩きと新緑の相性が良い
  • 向いている人:自然を強く感じたい人、少し変化のある道が好きな人
  • 春の見どころ:渓流、新緑、岩の回廊のような地形
  • 注意点:渡渉や濡れた岩で滑りやすい

高尾山や日和田山よりは少し登山らしさが増すので、足元はしっかり準備したい山です。

9. 鋸山(千葉県)

海の近くで歩ける春山として鋸山も人気があります。標高は低めですが、岩場の雰囲気や展望に特徴があり、観光と組み合わせやすい山です。

  • 人気の理由:低山なのに景色の変化が大きい
  • 向いている人:旅行気分で山を歩きたい人
  • 春の見どころ:海の眺め、新緑、切り立った展望地
  • 注意点:階段や急な場所が多く、下りで膝にきやすい

「低山だけれど単調すぎない山」を探している人に向きます。

10. 長者ヶ岳(山梨県・静岡県)

春の富士山展望と山歩きの気持ちよさを両立したいなら、長者ヶ岳のような富士山周辺の山も候補に入ります。田貫湖周辺から歩くルートは人気があり、春の空気の澄んだ日に特に満足度が高いです。

  • 人気の理由:富士山展望の完成度が高い
  • 向いている人:春らしい眺望を重視したい人
  • 春の見どころ:富士山、草原状の雰囲気、新緑
  • 注意点:標高差はそれなりにあり、風が強い日もある

「景色の良い春山に行きたいけれど、雪山は避けたい」という人にちょうどいい一座です。

初心者が最初の春山で失敗しにくい順番

いきなり標高や距離を上げるより、次のような順番で慣れていくと失敗しにくいです。

  1. 高尾山、日和田山のような短時間で歩ける山
  2. 筑波山、御岳山、鋸山のように観光要素もある山
  3. 大山、金時山、陣馬山のように少し運動量が増える山
  4. 棒ノ折山や長者ヶ岳のように自然度や標高差が増す山

春は気持ちよく歩ける反面、気分が良くて距離を伸ばしすぎやすい季節でもあります。最初のうちは、「景色が良さそう」だけで選ばず、コースタイムと自分の体力を先に見るのが大切です。

春山で気をつけたいこと

残雪を軽く見ない

街で暖かくても、標高の高い山や北斜面には雪が残っていることがあります。春山リストを見てそのまま上の山へ行くのではなく、最初は残雪の少ない低山から選ぶほうが安心です。

朝は寒く、昼は暑い

春の山は寒暖差が大きく、歩き始めは寒いのに登ると暑くなることがよくあります。薄手で脱ぎ着しやすい服装が基本です。

ぬかるみと花粉を想定する

春は雪解けや雨の影響でぬかるみやすい場所があります。加えて、花粉がつらい人は目薬やマスクもあるとかなり違います。

持ち物は「冬ほど重くなく、夏ほど軽くしない」が基本

春山は装備を削りすぎると失敗しやすいです。日帰りでも次は持っておくと安心です。

  • レインウェア
  • 速乾インナー
  • 薄手の防寒着
  • 飲み物
  • 行動食
  • モバイルバッテリー
  • 地図アプリ

持ち物に迷う人は 初心者向け日帰り登山の持ち物チェックリスト|高尾山など低山ハイクで必要なもの登山の持ち物チェックリスト【日帰り/テント泊 完全版】初心者向けに必需品を解説 を先に見ておくと準備しやすいです。

迷ったらどう選ぶ?

  • とにかく失敗したくない:高尾山、日和田山
  • 展望を重視したい:筑波山、金時山、長者ヶ岳
  • 自然の中を歩きたい:御岳山、棒ノ折山
  • 家族や旅行と組み合わせたい:高尾山、筑波山、鋸山、金時山

自分に合う春山を選ぶと、次の山にもつながりやすいです。逆に、最初の一座で無理をすると「登山ってしんどいだけかも」と感じやすいので、最初は少し物足りないくらいでちょうどいいです。

まとめ

人気の春山はたくさんありますが、最初のうちはアクセスしやすく、日帰りしやすく、情報が多い山を選ぶのがおすすめです。高尾山、筑波山、御岳山、大山、金時山あたりは特に定番で、春の登山を気持ちよく始めやすい選択肢です。

花、新緑、展望のどれを楽しみたいかを決めて、自分の体力に合う一座を選べば、春山はかなり満足度の高い季節です。準備を整えて、歩きやすい一座から春の山を楽しんでみてください。


関連記事