
写真:Σ64, Wikimedia Commons(CC BY 3.0)/北岳から見た仙丈ヶ岳
仙丈ヶ岳 登山ガイド|南アルプスの女王へ北沢峠から小仙丈尾根、体力度3・難易度Cと往復時間、林道バス「南アルプス クイーンライン」の運行期間【2026年】
「南アルプスの女王」と呼ばれる仙丈ヶ岳(3,033m)の登山ガイド。北沢峠から小仙丈ヶ岳を経るルートの往復時間・距離、山梨県と長野県のグレーディング(体力度3・難易度C)、仙丈小屋、薮沢新道・重幸新道の通行期間と残雪の注意、伊那市の林道バスの運行期間と時刻を、伊那市・山梨県・南アルプス市・長野県の公式情報をもとにまとめました。
目次
仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)は、南アルプス北部にある標高3,033mの山です。山容が穏やかで「南アルプスの女王」と呼ばれ、山梨県は危険な箇所が少なく初心者でも登ることができる山、高山植物の宝庫と紹介しています。長野県の公式観光サイトは、3つのカール(氷河地形)があり、国の天然記念物ライチョウの生息地としても知られるとしています。
まず結論:仙丈ヶ岳はこんな山
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 標高 | 3,033m |
| 登山口 | 北沢峠(長野県伊那市側から林道バスでアクセス) |
| 行程の目安 | 往復約7.6時間・往復約9.5km(北沢峠から、Go! NAGANO) |
| グレーディング | 体力度3・難易度C(山梨県:北沢峠<小仙丈ヶ岳>、長野県:北沢峠) |
| 山小屋 | 仙丈小屋(山頂から30分ほど、Go! NAGANO) |
| 林道バス | 2026年は6月1日〜11月3日に戸台口〜北沢峠を運行(伊那市) |
| 注意点 | 6月は残雪、薮沢新道・重幸新道は例年7月上旬〜10月上旬のみ通行可、広河原〜北沢峠は通行止め |
出典:山梨県「山梨百名山ピッチマップ(南アルプス山系)」、Go! NAGANO 長野県公式観光サイト、伊那市、南アルプス市
コース:北沢峠から小仙丈尾根
長野県の公式観光サイトが紹介するルートの流れです。
- 北沢峠 → 大滝ノ頭(5合目):登山口から急勾配の登りが続き、5合目の大滝ノ頭で道が分かれます。
- 大滝ノ頭 → 小仙丈ヶ岳:小仙丈ヶ岳方面へ進み、ダケカンバなどの広葉樹の林を登ります。
- 小仙丈ヶ岳 → 山頂:森林限界を越えて稜線を進むと、藪沢カールが見えてきます。山頂からは富士山、北岳をはじめとする南アルプス、北アルプス・中央アルプス、八ヶ岳連峰などが見えると紹介されています。
| 目安(Go! NAGANO) | 内容 |
|---|---|
| 歩行時間 | 往復約7.6時間 |
| 歩行距離 | 往復約9.5km |
| グレーディング | 体力度3・難易度C |
- 仙丈小屋は山頂から30分ほどの藪沢カールにあり、宿泊は公式サイトからの予約制です(Go! NAGANO)。
出典:Go! NAGANO 長野県公式観光サイト、山梨県
アクセス
北沢峠へ(伊那市の南アルプス林道バス)
- 北沢峠までの林道はマイカー規制があり、戸台パーク駐車場から路線バスで約55分です(Go! NAGANO)。
- 南アルプス林道バス「南アルプス クイーンライン」は、2026年は4月25日〜5月31日が戸台口〜歌宿、6月1日〜11月3日が戸台口〜北沢峠の運行です(伊那市)。
- 2026年4月改正の時刻では、戸台パーク発北沢峠行きの始発は5時45分(7月10日〜10月第2月曜日の毎日)または6時30分(運行カレンダーの指定日)、北沢峠発の最終は16時00分です。運行日は伊那市の運行時刻カレンダーで確認してください。
- 乗車券は仙流荘内の券売機で購入します(伊那市)。
山梨県側について
- 広河原〜北沢峠間の林道は、2019年10月の台風19号の被害により当面の間全面通行止め(歩行を含む)で、南アルプス市営バスは運行を休止しています(南アルプス市)。
出典:伊那市、南アルプス市、Go! NAGANO
注意点
- 残雪:伊那市は、6月の仙丈ヶ岳には雪が残り、アイゼンなどの滑り止めが必要になる場合があるとしています。冬季から5月まではピッケル・アイゼンなどの冬山装備が必須です。
- 薮沢新道・重幸新道:例年7月上旬から10月上旬のみ通行可能です(伊那市)。
- 難易度C:山梨県の難易度Cは、ハシゴ・くさり場があり、ミスをすると転落・滑落などの事故となる場所があるルートとされています。
出典:伊那市、山梨県
よくある質問
初心者でも登れますか?
山梨県は、危険な箇所が少なく初心者でも登ることができる山と紹介しています。一方で、県のグレーディングは体力度3・難易度Cです。
山小屋に泊まるべきですか?
長野県の公式観光サイトは、山頂から30分ほどの仙丈小屋への宿泊を勧めています。北沢峠までバスで約55分かかります。
参考リンク
執筆・確認
山日記編集部
実際の山行記録や公的機関・自治体の最新情報をもとに、登山ルート・装備・安全対策をわかりやすく整理して発信しています。 登山道・交通・施設情報は変わるため、記事公開後も必要に応じて更新し、最新確認先も案内しています。
