
写真:Alpsdake, Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)
乗鞍岳 登山ガイド|畳平へのバス(ほおのき平・乗鞍高原)の運賃・運行期間と剣ヶ峰、10月の注意点【2026年版】
乗鞍岳(剣ヶ峰3,026m)へは畳平までバスで上がります。2026年の岐阜側(ほおのき平・片道1,800円)と長野側(乗鞍高原・片道2,450円・予約優先)の運賃・運行期間(10月31日まで)、畳平から剣ヶ峰までの公式の目安時間、10月の寒さと運休の注意点を整理しました。
目次
この記事は2026年10月10日時点で、濃飛バス・アルピコ交通・のりくら観光協会・長野県の公式情報をもとに更新しています。2026年のバス運行は10月31日までの予定で、降雪・路面凍結で早く終わることがあります。旧版にあった所要時間・歩行距離などの一部は、公式情報で確認できなかったため削除しました。
はじめに
乗鞍岳は長野県と岐阜県にまたがる、剣ヶ峰(3,026m)を主峰とする火山群の総称で、日本百名山です。畳平(標高2,702m)までバスで上がれるため、手軽に3,000m級の山を歩ける山として知られています。
乗鞍岳はマイカーが畳平まで入れません(岐阜側のスカイライン・長野側のエコーラインとも)。濃飛バスの案内では「通年マイカー規制を行っており、マイカーの場合はほおのき平無料駐車場からバスを利用」とされています。

バスで畳平へ:岐阜側と長野側(2026年)

岐阜側:ほおのき平・平湯温泉から(濃飛バス)
- 運行:2026年5月15日〜10月31日。畳平まで約60分
- 運賃:ほおのき平・平湯温泉から片道1,800円・往復3,400円(環境保全税100円含む、往復は7日間有効)。高山濃飛バスセンターからの往復は5,700円
- 畳平では「ほおのき平」「平湯温泉」行きの乗車券は販売しておらず、モバイル乗車券(当日0:00から販売)を購入する必要があります
- ダイヤ:8/24〜10/12は平日がB、土日祝がA。10/13〜18はB、10/19〜31はC(Cは雨天時と同じ、本数が少ないダイヤ)。雨の予報(前日12時時点で翌日6〜12時の降水確率40%以上)の場合は雨天時ダイヤになります。Cダイヤの時刻は濃飛バス公式でご確認ください
- Bダイヤ(晴れの平日など)の例:ほおのき平発 7:55・8:55…14:55 → 畳平着 8:40…15:40。畳平発 8:55〜15:55 → ほおのき平着 9:40〜16:40
- ペットの同伴は不可。クマよけスプレーはバスの座席に持ち込めず、安全ピンを確認し密封してトランクへ
- スキーブーツやスパイク付きの靴では乗車できません
出典:濃飛バス 乗鞍線
長野側:乗鞍高原から(アルピコ交通)
- 運行:2026年7月1日〜10月31日(降雪・凍結で早く終わる場合あり)。乗鞍高原観光センターから畳平まで約55分
- 運賃:片道2,450円(畳平から高原方面は2,250円)、往復4,700円(乗鞍岳自動車利用適正化協力金を含む)
- 全便予約優先制です。帰りの便も事前予約をおすすめしています(予約電話:0570-055-588、9:00〜17:00)
- 時刻の例:観光センター発 7:00/8:00/9:00/9:30/10:30/11:30/12:45/13:45/14:40、畳平発 8:15〜15:50
出典:のりくら観光協会、アルピコ交通、長野県 乗鞍岳交通規制案内2026
旧版にあった「ほおのき平から約50分」「長野側約60分」は、公式の約60分・約55分に直しました。
畳平周辺の見どころ(公式の案内)
濃飛バスの案内では、畳平から徒歩(片道)の目安は次のとおりです。
| 場所 | 標高 | 畳平から徒歩(片道) |
|---|---|---|
| お花畑(木道) | — | 1分 |
| 鶴ヶ池 | — | 約5分 |
| 魔王岳 | 2,763m | 約15分 |
| 大黒岳 | 2,772m | 約20分 |
| 富士見岳 | 2,817m | 約25分 |
| 剣ヶ峰(主峰) | 3,026m | 約1時間30分 |
高山植物(ハクサンイチゲ・コマクサなど)の見ごろは7月〜9月上旬(濃飛バス)、お花畑は7月中旬〜8月中旬が目安です。10月は花の時期を過ぎています。


剣ヶ峰へ登る
畳平から剣ヶ峰へは、片道約1時間30分が公式の目安です(休憩を除く)。山頂には乗鞍本宮の奥宮があり、畳平には登れない人のための遥拝所も設けられています。

旧版にあった「蚕玉岳」「朝日岳」を経由するお鉢巡りの区間別所要時間・歩行距離は、公式情報で確認できなかったため掲載を取りやめました。お鉢巡りを歩く場合は、現地の案内板や乗鞍岳の公式パンフレットで最新の状況を確認してください。
高山病・寒さ・天気
- 濃飛バスの案内では、畳平の気圧は平地が1,000hPaのとき約730hPaで、軽い頭痛(高山病)が起きることがあります。山頂では走らず、ゆったり過ごすよう案内されています
- 気温は、高山市内が30℃のとき畳平は17〜18℃で、20℃を上回ることはめったにありません。真夏でも風が強く寒いことがあります
- 10月は防寒着・手袋・帽子が必須です。降雪・路面凍結でバスが早く運休になることもあります
- 天候が急変しやすいため、雨具と防寒具は必ず持参してください。ライチョウに近づいたり、脅かしたりしないでください
山小屋・施設
濃飛バスの案内では、畳平には「乗鞍の宿 銀嶺荘」「白雲荘」、剣ヶ峰に向かう県境に「肩の小屋」があり、乗鞍山頂小屋の公式サイトもあります。営業期間・料金はそれぞれの公式サイトで確認してください(今回は公式情報で確認できていません)。畳平周辺ではテントの設置はできません。
服装・持ち物
- 登山靴(砂礫道・岩場の剣ヶ峰へ登る場合)
- レインウェア上下、フリース・薄手ダウン、手袋、帽子
- 飲み物・行動食(山頂付近での調達に頼らない)
- ヘッドランプ、地図アプリ、モバイルバッテリー
- バスの最終便の時刻を確認し、余裕をもって戻る
詳しい重ね着は登山の服装(レイヤリング)完全ガイドも参照してください。
計画のポイント
- 公共交通でもマイカーでも、畳平へはバスで上がる(岐阜側は予約不要、長野側は予約優先)
- 2026年の運行は10月31日までの予定。10月中旬以降は本数が少ない
- 剣ヶ峰は片道約1時間30分が目安。帰りのバスの時刻から逆算して余裕を持つ
- モバイル乗車券(岐阜側の帰りに必要)を事前に確認する
まとめ
- 岐阜側バスは5月15日〜10月31日・片道1,800円、長野側は7月1日〜10月31日・片道2,450円(予約優先)
- 畳平から剣ヶ峰は片道約1時間30分(公式目安)
- 10月は防寒対策と、降雪・凍結による運休に注意
- 山小屋・お鉢巡りの時間は公式で確認できていない
参考リンク
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写真・図の出典:Wikimedia Commons(各キャプション参照)、図は山日記が作成。
最終更新: 2026年10月24日 07:04
執筆・確認
山日記編集部
実際の山行記録や公的機関・自治体の最新情報をもとに、登山ルート・装備・安全対策をわかりやすく整理して発信しています。 登山道・交通・施設情報は変わるため、記事公開後も必要に応じて更新し、最新確認先も案内しています。
