
石割山 登山レポート|山中湖畔から富士山を望む絶景ハイキング
目次
はじめに
石割山は、山中湖の北側に位置する標高1,413mの山です。山頂から正面に富士山を望めることで知られ、短時間で歩ける日帰り登山先として人気があります。
実際に歩いてみると、石割山は「富士山がきれいに見えるだけの楽な山」ではありませんでした。序盤の403段の石段、石割神社の御神体の巨岩、神社から山頂までの急登など、距離のわりにしっかり登った感のあるコースです。
この記事では、石割神社第一駐車場から石割山山頂まで歩いたときの様子を、写真つきで順番にまとめます。駐車場の混雑感や登山道のきつさも含めて、これから登る人の参考になるように整理しました。
石割山はこんな山
- 往復3時間程度
- 初心者向け(急な石段あり)
- 富士山が正面に見える絶好の展望台
- 石割神社の巨岩をくぐる体験が楽しめる
- 山中湖の眺望も楽しめる
石割山の詳細
- 所在:山梨県南都留郡山中湖村
- 標高:1,413m
- 難易度:★★☆☆☆
- 見晴らし:★★★★★
- 駐車場:あり(石割神社駐車場・無料)
- トイレ:あり(駐車場付近)
- 山小屋・山荘:なし
登山ルート
今回歩いたのは、石割神社第一駐車場から石割神社を経由して石割山山頂へ向かい、同じルートを戻る往復コースです。石割山の定番ルートで、初めてでも道は追いやすい一方、石段と急登でしっかり体力を使います。
山行記録
駐車場
- 料金:無料
- 台数:約30台
- 場所:石割神社第一駐車場(山中湖村平野)
石割神社第一駐車場は、砂利敷きの広めの空き地で、ざっくり30台ほど停められる規模感でした。舗装された大きな観光駐車場というより、登山口の近くにある実用的な駐車スペースという印象です。
この日は午後1時ごろに到着しましたが、駐車場内はほぼ埋まっており、周辺道路に路上駐車している車もかなり見かけました。石割山は短時間で歩けるうえに富士山目当ての人も多いので、特に週末や行楽シーズンは遅い時間でも混みやすそうです。確実に停めたいなら、できるだけ早めの到着を意識したほうが安心です。
トイレは駐車場内にあります。登山道に入ってしまうと気軽に立ち寄れる設備はないので、出発前にここで済ませておくのが安心です。
登山口
駐車場から登山口まではすぐで、歩き始める前から雰囲気の良さを感じられる場所でした。鮮やかな赤鳥居と赤い橋が目を引き、石割山の登山口らしい特別感があります。
橋を渡って鳥居をくぐる動線がきれいに整っていて、これから山に入っていく気分が自然と高まります。無機質な登山口ではなく、神社の参道に入っていくような空気感があり、石割山らしさを最初に感じられる印象的なポイントでした。
403段の石段
石割神社まで続く、名物の403段の石段です。
登山口を抜けると、すぐに石割山名物の403段の石段が始まります。見た目以上にしっかりした登りで、ウォーミングアップのつもりで入るとかなりきつく感じました。
特にきついのは、1段ごとの高さが普通の階段より大きめなことです。テンポよく上がろうとするとすぐ脚にきますし、序盤から息も上がりやすいです。石割山は初心者向けの山として紹介されることも多いですが、この石段に関しては想像よりしっかり負荷がかかるので、最初から飛ばしすぎず、自分のペースで登るのがおすすめです。
石段を登り切ったあとの休憩広場
頑張って403段の石段を登り切ると、ベンチが置かれた小さな広場に出ます。石段でかなり体力を使うので、ここはいったん立ち止まって呼吸を整えるのにちょうど良い場所でした。
石割神社まではまだ少し歩きますが、焦って進むよりこの広場でひと休みしてから先へ向かったほうが楽です。序盤の負荷が大きいコースなので、特に普段あまり階段に慣れていない人はここを休憩ポイントとして使うのがおすすめです。
その後、石割神社までは少し傾斜のある登山道を歩いていきます。階段を越えたあとで一気に楽になるわけではなく、じわじわ登る区間が続くので、見た目以上に体力を使います。
特に403段の石段でかなり脚を使ったあとだと、この区間でも疲れを感じやすいです。無理に一気に進まず、小休憩をはさみながらゆっくり歩くくらいでちょうど良いと思いました。
石割神社・御神体の巨岩
登山道を登っていくと、石割神社に到着します。山の中に静かにたたずむ小さな社で、ここまでの道のりとはまた違った厳かな空気がありました。
石割神社のいちばんの見どころは、すぐ横にある御神体の巨岩です。大きく割れた岩の裏を3回通ると御利益があるとされていて、石割山らしい体験ができる場所でした。
ただし、実際に通る隙間はかなり狭いです。写真のとおり身体を横にしないと通りにくい幅なので、ザックを背負ったままだと引っかかりやすく、体格によってはかなり窮屈に感じると思います。無理に入ろうとせず、周囲の人と譲り合いながら慎重に通るのが安心です。
石割神社〜山頂の登山道
石割神社から山頂までは、岩と木の根っこが入り混じった登山道が続きます。ここはかなりの急登で、個人的にはこの区間が石割山でいちばんきつく感じました。
足元は土だけでなく露出した根や段差のある岩が多く、登るにも下るにも気を使います。乾いていても滑りやすさを感じる場所があり、疲れてくると余計にバランスを崩しやすいです。
そのため、ここはスニーカーより登山靴で歩くほうが安心です。木の根や岩をつかむ場面もあるので、手袋があるとかなり楽になります。神社まででだいぶ体力を使っていても、山頂まではもうひと踏ん張り必要な区間でした。
山頂
急登を登り切ると山頂に到着します。やはりいちばんの見どころは、正面に大きく見える富士山の眺めです。石割山は富士山をきれいに見る山として人気がありますが、実際に立ってみるとその理由がよくわかる展望でした。
山頂自体は広々とした雰囲気ですが、ベンチなどの設備は特にありません。長く座って休憩するというよりは、景色を楽しんで写真を撮る展望スポットという印象です。休憩や食事をゆっくり取りたい場合は、混雑状況や足場も見ながら場所を選ぶのがよさそうです。
下山
下山は基本的に往路をそのまま戻りました。登りで苦労した神社から山頂までの急登区間は、下りになるとさらに滑りやすさを感じやすく、足元にかなり気を使います。
特に木の根や乾いた土の斜面は、気を抜くと足を取られやすいです。登りでは気にならなかった場所でも、下りでは一歩ずつ確かめながら降りる場面が多くありました。手袋があると木や地面に手をつきやすく、安心感があります。
403段の石段も、下りでは膝にじわじわ負担がかかります。山頂で展望を楽しんだあとも最後まで気を抜かず、時間に余裕を持って下るのがおすすめです。
まとめ
- 石割山は往復3時間前後で歩けるが、403段の石段と神社から山頂までの急登で想像以上に体力を使う
- 山頂からの富士山の眺めは素晴らしく、短時間で大きな達成感を得やすい
- 駐車場は午後でもかなり混みやすく、早めの到着が安心
- 神社の巨岩くぐりは石割山らしい見どころだが、通路がかなり狭いので無理は禁物
- 足元は滑りやすい場所が多いため、登山靴と手袋があると安心して歩きやすい
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最終更新: 2026年4月23日












