
写真:掬茶, Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)
GWの日和田山登山ガイド|初心者向けコース・混雑・服装・アクセスをまとめて解説
目次
スポンサーリンク
はじめに
ゴールデンウィークの日和田山は、短時間で登れて、登山らしい景色も味わいやすい人気の低山です。標高は305mと低めですが、金刀比羅神社付近からの眺めが良く、巾着田を見下ろす景色も印象に残りやすいため、登山デビューや家族ハイクの候補にしやすい山です。
一方で、GWは歩きやすい季節だけに人も集まりやすく、登山口周辺や男坂・女坂の分岐、見晴らしの良い場所は混みやすくなります。標高が低いぶん油断されやすい山でもあるので、短い山でも山道としての準備はしておくのが大切です。
この記事では、GWに日和田山へ行く人向けに、おすすめコース、男坂と女坂の選び方、混雑対策、服装、持ち物、アクセスを初心者にもわかりやすく整理します。
GWの日和田山が人気な理由
- 首都圏から日帰りしやすい
- 高麗駅から歩いて向かいやすく、計画がシンプル
- 短時間でも山頂や金刀比羅神社からの展望を楽しみやすい
- 子ども連れや超初心者でも歩き方を調整しやすい
- 物見山まで延ばすと少しだけ登山らしさを足せる
「いきなり長い山は不安だけれど、ただの散歩ではなく登山っぽさもほしい」という人に、日和田山はかなり向いています。GWの新緑の時期は雰囲気も明るく、春の最初の一座として選びやすい山です。
まずはこれがおすすめ|GWの日和田山モデルコース3選
1. いちばん安心な定番コース
高麗駅 → 日和田山登山口 → 女坂 → 金刀比羅神社 → 日和田山山頂 → 往路下山

- 所要時間の目安:1.5〜2時間
- 向いている人:超初心者、子ども連れ、GWに軽く歩きたい人
- 特徴:道が比較的わかりやすく、無理なく歩きやすい
最初に選ぶなら、女坂を使って穏やかに登る定番ルートが無難です。金刀比羅神社の見晴らしを楽しんでから山頂へ向かえるので、短時間でも満足感を得やすいです。
2. ちょっと登山感を味わいたい人向け
高麗駅 → 日和田山登山口 → 男坂 → 金刀比羅神社 → 日和田山山頂 → 女坂で下山

- 所要時間の目安:1.5〜2時間
- 向いている人:低山でも少し変化がほしい人
- 特徴:登りで岩場っぽい雰囲気を味わいやすい
男坂は日和田山の特徴としてよく挙がるルートです。短い山でも「登った感じ」が出やすい反面、混雑時や雨上がりは慎重さが必要です。下りは女坂にすると歩きやすくまとまります。
3. 物足りなさを減らしたい人向け
高麗駅 → 日和田山 → 高指山方面 → 物見山 → 往路または周回気味に下山

- 所要時間の目安:2.5〜3時間
- 向いている人:半日しっかり歩きたい人
- 特徴:日和田山だけでは短いと感じそうな人にちょうどいい
日和田山は山頂までだけだとかなり短く感じる人もいます。そんなときは物見山まで延ばすと、GWの午前ハイクとしてちょうどよい運動量になりやすいです。
男坂と女坂はどっちがいい?
女坂
- 特徴:比較的穏やかで選びやすい
- メリット:初心者や子ども連れでも歩きやすい
- 注意点:土や石で滑る場所は普通にある
迷ったらまずは女坂で問題ありません。日和田山は標高こそ低いですが、完全な遊歩道ではないので、穏やかなルートでも山道として丁寧に歩くのが安心です。
男坂
- 特徴:岩場っぽい通過箇所がある
- メリット:短時間でも登山感が出やすい
- 注意点:混雑時、雨上がり、子ども連れでは無理をしないほうがよい
男坂は距離が長いわけではありませんが、足の置き場を見ながら進む必要があります。GWのように人が多い日は、自分のペースで通過しにくいこともあるので、少しでも不安があれば女坂を選ぶのが無難です。
GWの見どころ
金刀比羅神社からの展望
日和田山でまず印象に残りやすいのが、金刀比羅神社付近の開けた景色です。鳥居と一緒に奥武蔵の低山や麓の景色を見渡せるため、短い登山でも「来てよかった」と感じやすい場所です。
新緑の明るい森
GWの日和田山は、森の雰囲気が重くなりすぎず、明るい新緑を楽しみやすい時期です。長い山ではないぶん、季節の空気感を気軽に味わいやすいのが強みです。
巾着田周辺の景色
山頂や途中の展望地点からは、巾着田周辺を見下ろせる場面があります。秋の彼岸花の時期ほどではなくても、春はのどかな景色が気持ちよく、低山ハイクらしい親しみやすさがあります。
GWの混雑はどれくらい?
日和田山は高尾山や筑波山ほどの大規模な混雑にならない日もありますが、GWは普段より人がかなり増えやすい山です。特に混みやすいのは次の場所です。
- 登山口周辺
- 男坂・女坂の分岐
- 金刀比羅神社周辺
- 日和田山山頂
- 高麗駅から登山口までの導線
山自体は短時間で歩けるぶん、同じ時間帯に登り始める人が重なりやすいのがGWの日和田山です。出発が少し遅れるだけで、見晴らしの良い場所が混みやすくなります。
混雑を避けるコツ
- 朝の早い時間に高麗駅へ着く
- できれば午前中の早い時間に金刀比羅神社を通過する
- 男坂を使うなら、前後の人との距離に余裕があるときにする
- 山頂で長く休みすぎず、少し場所をずらして休む
- 物見山まで延ばして人の流れを分散させるのもあり
GWの日和田山は、遅い時間に行くほど「気軽な山なのに意外と歩きにくい」と感じやすくなります。短い山ほど早出の効果が大きいです。
GWの服装
日和田山は標高が低く、GWは晴れるとかなり暖かく感じることがあります。ただし、朝はひんやりしやすく、休憩中や風のある場所では汗冷えもしやすいので、基本は脱ぎ着しやすい服装です。
- ベースレイヤー:速乾Tシャツや薄手長袖
- ミドルレイヤー:薄手フリースや軽い羽織り
- アウター:レインウェアまたは薄手シェル
- ボトムス:動きやすいパンツ
- 靴:滑りにくいスニーカーか軽登山靴
「低山だから普段着で大丈夫」と思いやすい山ですが、男坂や下りの土道では足元の安定感が大切です。特にGWに初めて行くなら、普段靴よりはグリップのある靴のほうが安心です。
GWの持ち物
日和田山は短時間で歩けますが、GWは人が多く、思ったより休めないこともあります。最低限の装備は持っておくほうが安心です。
- 飲み物
- 行動食
- レインウェア
- 帽子
- タオル
- モバイルバッテリー
- 地図アプリ
- 小さめの救急用品
短いコースでも、水分と雨具は省かないのがおすすめです。とくに家族で行く場合は、子どものぶんも含めて少し余裕を持っておくと動きやすいです。
持ち物を整理したい人は「初心者向け日帰り登山の持ち物チェックリスト|高尾山など低山ハイクで必要なもの」や「登山の持ち物リスト完全版|初心者向けチェックリスト付き」も参考になります。
子ども連れや超初心者にも向く?
日和田山は、関東近郊の中でもかなり「最初の一座」にしやすい山です。標高差や行動時間が大きすぎず、途中で折り返しもしやすいため、子ども連れや登山デビューにも向いています。
向いている人
- 初めて登山靴やザックを試したい人
- 子どもと短時間だけ山を歩きたい人
- 午前だけで終わる山を探している人
- 高尾山より少し落ち着いた候補を探している人
注意したい人
- 男坂を絶対に通りたい小さい子ども連れ
- 混雑が苦手で静かな山を最優先したい人
- 長時間歩きたい人
日和田山は向いている人の幅が広い一方、短い山だから誰でも完全に安心というわけではありません。不安がある場合は、女坂中心の短い計画にしておくと失敗しにくいです。
アクセス
公共交通なら、西武池袋線の高麗駅から歩いて向かうのがわかりやすいです。駅から登山口まで舗装路歩きがあるため、山だけでなく行き帰りの時間も少し見ておくと安心です。
- 公共交通:西武池袋線「高麗駅」から徒歩
- 車:巾着田周辺や近隣駐車場を利用する計画が一般的
車でも行けますが、GWは周辺道路や駐車場の混雑が読みにくいことがあります。日和田山の良さは電車で行きやすい点でもあるので、混雑回避を優先するなら公共交通はかなり相性が良いです。
トイレと休憩
低山の気軽さはありますが、山の中に入ると街歩きほど自由に設備を使えるわけではありません。登山口へ入る前や駅周辺で済ませておく意識があると安心です。
金刀比羅神社周辺や山頂は休憩したくなる場所ですが、GWは人が集まりやすいです。短い山だからこそ、混み合う場所で長居しすぎないほうが全体として快適に歩けます。
初心者が気をつけたいこと
- 低山だからといって軽装にしすぎない
- 男坂は無理をせず、迷ったら女坂を選ぶ
- 下りの土道や石で滑らないように歩幅を小さくする
- 短い山でも地図アプリは入れておく
- 物見山まで延ばすなら帰りの体力も残しておく
日和田山は「やさしい山」として紹介されることが多いですが、山道に慣れる練習としてちょうどいい山とも言えます。GWは人も増えるので、無理なく歩き切れる計画のほうが満足度は高くなりやすいです。
まとめ
GWの日和田山は、アクセスの良さ、短時間で歩ける気軽さ、金刀比羅神社周辺の景色がそろった、春の入門ハイクにぴったりの山です。迷ったらまずは女坂を使う定番コースで考えると、初心者でもかなり歩きやすくなります。
もう少し登山感がほしいなら男坂、少し運動量を足したいなら物見山まで延ばす形が相性のよい選び方です。早めに動いて、足元と水分の準備をしておけば、GWでも気持ちよく楽しみやすい一座です。