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FUJI NAVIの使い方|静岡県側の富士登山アプリで事前登録・入山証を取得する流れを解説

写真:TarnishedPath, Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

·富士山 (3,776m)·静岡県·難易度: 初心者向け·事前準備は10〜20分程度

FUJI NAVIの使い方|静岡県側の富士登山アプリで事前登録・入山証を取得する流れを解説

目次

  1. 先に結論
  2. FUJI NAVIとは
  3. FUJI NAVIでできること
  4. まず知っておきたいポイント
  5. FUJI NAVIの使い方【全体の流れ】
  6. STEP 1:アプリをダウンロードする
  7. STEP 2:新規登録する
  8. 新規登録で注意したいこと
  9. STEP 3:事前学習とテストを済ませる
  10. STEP 4:チケットを購入する
  11. STEP 5:登山者情報を入れてQRコードを発行する
  12. STEP 6:当日は登山口で入山証を見せる
  13. 同行者に入山証を分配する方法
  14. 地図・通知機能の使い方
  15. 地図機能
  16. プッシュ通知
  17. 位置情報
  18. FUJI NAVIでつまずきやすいポイント
  19. 毎年同じアカウントで入れない
  20. 日帰り予定なのに14時を過ぎそう
  21. 人数を間違えて登録した
  22. スマホがない場合は?
  23. FUJI NAVIを使う前に準備しておくもの
  24. まとめ
  25. 関連記事

この記事は2026年4月23日時点で公開されている静岡県FUJI NAVIアプリ ユーザーマニュアル2026年版の静岡県側 富士山入山手続き案内をもとにまとめています。事前登録は2026年5月上旬から開始予定です。運用画面や開始日は変更されることがあるため、実際に手続きする前に公式サイトも確認してください。

先に結論

静岡県側のFUJI NAVIを使った事前登録は、2026年5月上旬から開始予定です。

そのため、4月時点ではまだ実際の入山証取得や支払いに進めない可能性があります。この記事では、受付開始前にやることを先に把握しておくための予習用として、登録の流れをまとめています。

FUJI NAVIとは

FUJI NAVIは、静岡県側から富士山に登る人向けの公式アプリです。

2026年の静岡県側の富士登山では、富士宮ルート・御殿場ルート・須走ルートを使う場合、FUJI NAVIをダウンロードして事前登録を行い、入山証(QRコード)を取得する必要があります

逆にいうと、山梨県側の吉田ルートでは別の手続きになるため、FUJI NAVIが必要なのは静岡県側3ルートを使うケースです。

FUJI NAVIでできること

FUJI NAVIには、主に次の機能があります。

  • 入山料の支払いと入山証(QRコード)の取得
  • 事前学習テストの受検
  • 富士山エリアの地図表示
  • 気象情報・緊急情報のプッシュ通知
  • 富士山エリア内での位置情報取得

特に大事なのは、「静岡県側の入山手続きがこのアプリにまとまっている」ことです。登山当日は、登山道入口でこのアプリ内の入山証QRコードを係員に見せます。

まず知っておきたいポイント

  • 事前登録は2026年5月上旬から開始予定
  • 開山期間中(7月上旬〜9月10日)の静岡県側登山が対象
  • 入山料は1人1回4,000円
  • 午後2時から翌午前3時までの入山は山小屋宿泊が必要
  • 静岡県では1日あたりの登山者数上限は設定されていません
  • 年度ごとにアカウントがリセットされるため、前年度に使っていても新規登録が必要

このあたりのルール全体は、関連記事の「2026年 富士山の登山規制まとめ」でも詳しく解説しています。

FUJI NAVIの使い方【全体の流れ】

やることは大きく分けると次の4段階です。

  1. アプリを入れて新規登録する
  2. 事前学習を受けてテストに合格する
  3. 入山日・ルートを選んで入山料を支払う
  4. 入山証(QRコード)を表示して当日提示する

一見やることが多く見えますが、順番に進めれば難しくありません。ここからは実際の操作順に沿って見ていきます。

FUJI NAVIの使い方を6ステップでまとめた図解。アプリのインストール、新規登録、事前学習、チケット購入、QRコード発行、登山口での提示までの流れを示している
FUJI NAVIの手続き全体を、アプリ導入から当日のQRコード提示まで6ステップでまとめた図です。

STEP 1:アプリをダウンロードする

まずはスマホに「静岡県FUJI NAVI」を入れます。

ただし、2026年4月23日時点ではApp Store / Google Play での配信前のため、この記事ではストアへの直接リンクは載せていません。

配信が始まったら、静岡県側 富士山入山手続き案内FUJI NAVI公式マニュアルから案内される導線でインストールするのが確実です。

富士登山の手続きはスマホ前提で進むので、登山当日に持っていく端末で登録しておくのがおすすめです。

STEP 2:新規登録する

アプリを開いたら、言語を選んで「新規登録」に進みます。

登録時に使う主な情報は以下です。

  • メールアドレス
  • パスワード
  • 氏名
  • 電話番号
  • 居住国・都道府県
  • 国籍
  • 年齢
  • 性別
  • 富士登山回数
  • 普段の運動習慣

登録メールアドレス宛に確認コードが届くので、コードを入力してログインすれば登録完了です。

新規登録で注意したいこと

  • 確認メールを受け取れるアドレスを使う
  • 迷惑メールフォルダも確認する
  • 前年度利用していても新規登録が必要

FUJI NAVIは、毎年そのままアカウントを引き継ぐ方式ではない点に注意です。

STEP 3:事前学習とテストを済ませる

ログイン後は、「富士登山について学ぶ」から事前学習ページに進みます。

その後、ページ下部の「テストを受ける」を押して、出題された問題に解答します。全問正解して合格すると次へ進めます。

これは単なるおまけではなく、安全登山のルール・マナーを理解したうえで入山するための必須手順です。

STEP 4:チケットを購入する

次に、アプリ内で入山証の取得手続きに進みます。

ただし、ここで最も大事なのは、2026年の事前登録開始は5月上旬予定という点です。4月中はまだ購入画面や受付が始まっていない可能性があるので、受付開始後に改めて進める形になります。

画面上では「新たにチケットを購入する」または「チケット追加」から始めます。

入力する内容は主に以下です。

  • 登山形式(日帰り/宿泊)
  • 登山ルート(富士宮・御殿場・須走)
  • 人数
  • 入山予定日
  • 予約代表者氏名・電話番号
  • 下山ルート
  • 交通手段
  • 山小屋予約の有無
  • 山小屋名
  • 入山予定時刻
  • 目的地
  • ツアー参加の有無

その後、注意事項とプライバシーポリシーに同意し、支払い方法を選んで1人1回4,000円の入山料を支払います。

STEP 5:登山者情報を入れてQRコードを発行する

支払いが終わっただけではまだ完了ではありません。

続けて「事前学習 登山者情報を入力する」を開き、その入山証を誰が使うかを設定します。

  • 自分で使う
  • 他の人が使う

自分が使うならそのまま自分用として登録します。代表者がまとめて取得した場合は、同行者に分配することもできます。

ここまで終わると、入山証のQRコードが表示できるようになります。

STEP 6:当日は登山口で入山証を見せる

登山当日は、FUJI NAVIアプリを開いて入山証を表示し、登山道入口の係員に提示します。

複数人分の入山証を持っている場合は、画面をスワイプして人数分を表示できます。

また、午後2時から翌午前3時までに入山する場合は、山小屋宿泊が必要です。この時間帯に通過する場合は、入山証の詳細画面に加えて、山小屋予約メールなど宿泊が確認できるものも見せられるようにしておきましょう。

同行者に入山証を分配する方法

代表者が複数人分をまとめて取得した場合は、入山証を同行者へ分配できます。

流れはシンプルです。

  1. 分配したい入山証の「分配」をタップ
  2. 共有URLをコピーしてLINEやメールで送る
  3. 受け取った人がURLを開いてFUJI NAVIアプリを起動
  4. 「チケットを受け取る」から受領する
  5. 各自で事前学習・登山者情報入力を済ませる

グループ登山では便利ですが、最終的には使う本人ごとに情報入力とQRコード表示まで済ませておくのが大切です。

地図・通知機能の使い方

FUJI NAVIは手続きアプリとしてだけでなく、登山中のサポートにも使えます。

地図機能

アプリ内では、富士山エリアの地図を確認できます。

  • 登山ルート
  • 山小屋
  • 救護所
  • インフォメーションセンター

などが表示され、アイコンをタップすると施設名や電話番号も確認できます。

プッシュ通知

通知をONにしておくと、富士山の緊急情報や気象情報を受け取れます。登山前だけでなく、当日も必ずONにしておきたい機能です。

位置情報

FUJI NAVIでは、富士山山頂から半径7km以内のエリアに限って位置情報の取得・送信が行われます。

登山中に位置情報を送るには、スマホの設定で位置情報を「常に許可」にしておく必要があります。さらに、登山中はアプリをバックグラウンドで起動したままにしておかないとGPS記録が取れません。

FUJI NAVIでつまずきやすいポイント

毎年同じアカウントで入れない

FUJI NAVIは年度ごとにアカウントがリセットされます。前年に使ったメールアドレスでも、シーズン開始後は改めて新規登録が必要です。

日帰り予定なのに14時を過ぎそう

静岡県の案内では、午後2時以降の入山には山小屋宿泊が必要です。渋滞などで到着が遅れそうな場合は、いったん現在の入山証をキャンセルし、山小屋を予約してから取り直す必要があります。

人数を間違えて登録した

人数変更は金額変更を伴うため、いったんキャンセルして正しい人数で再登録する案内になっています。グループで登る場合は、支払い前に人数をよく確認したほうが安心です。

スマホがない場合は?

公式案内では、スマホを持っていない場合は現地で手続き・支払いも可能とされています。ただし、事前登録より時間がかかるため、かなり余裕を持って行動する必要があります。

FUJI NAVIを使う前に準備しておくもの

アプリ操作自体は簡単ですが、次のものがそろっているとスムーズです。

  • 受信できるメールアドレス
  • 支払い手段
  • 利用ルートの決定
  • 入山予定日
  • 山小屋予約情報(宿泊の場合)
  • 当日持っていくスマホ

富士山そのものの準備については、「富士山 初心者ガイド【2026年版】費用・山小屋・装備まとめ」もあわせて確認しておくと安心です。

まとめ

  • FUJI NAVIは、静岡県側の富士宮・御殿場・須走ルートで必要になる公式アプリ
  • 2026年の静岡県側登山では、事前学習の修了、入山料4,000円の支払い、入山証の取得が必要
  • 流れは新規登録 → 事前学習 → チケット購入 → QRコード表示の順
  • 14時〜翌3時の入山は山小屋宿泊が必要なので、宿泊予約の確認画面も見せられるようにしておく
  • 登山中は通知ON・位置情報「常に許可」・アプリをバックグラウンド起動にしておくと安全面でも役立つ

FUJI NAVIは、単なる決済アプリではなく、静岡県側の富士登山を安全に進めるための入口です。登山前日に慌てないよう、開山前の早い段階で一度登録からQRコード表示まで試しておくのがおすすめです。


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