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大朝日岳 登山ガイド|古寺鉱泉コース・朝日鉱泉周回コースのグレーディングと古寺案内センター・避難小屋情報【2026年】

Highten31, Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)/小朝日岳方面から望む大朝日岳と大朝日小屋

·⛰ 大朝日岳 (1,870m)·山形県·難易度: 中級〜上級·⏱ 約10時間18分〜11時間30分(1泊2日推奨)

大朝日岳 登山ガイド|古寺鉱泉コース・朝日鉱泉周回コースのグレーディングと古寺案内センター・避難小屋情報【2026年】

朝日連峰の主峰で日本百名山の大朝日岳(標高1,870m)の登山ガイド。山形県山のグレーディングに基づく古寺鉱泉コース、朝日鉱泉からの中ツル尾根〜鳥原山周回コース、大江町朝日連峰古寺案内センター・大朝日小屋(避難小屋)・駐車場情報を整理します。

目次

  1. 大朝日岳の概要
  2. ルート解説(山形県山のグレーディング)
  3. 1. 古寺鉱泉コース(古寺案内センター ⇄ ハナヌキ峰 ⇄ 古寺山 ⇄ 小朝日岳 ⇄ 大朝日岳 往復)
  4. 2. 朝日鉱泉周回コース(朝日鉱泉口 → 中ツル尾根 → 大朝日岳 → 小朝日岳 → 鳥原山 → 朝日鉱泉口)
  5. 3. 日暮沢(ひぐらしざわ)口からの周回・縦走コース(西川町側)
  6. 登山口施設・駐車場・避難小屋情報(公式案内)
  7. 1. 古寺登山口・大江町朝日連峰古寺案内センター(大江町)
  8. 2. 朝日鉱泉口(朝日町)
  9. 3. 稜線上の避難小屋と水場
  10. 参考リンク

大朝日岳の概要

大朝日岳(おおあさひだけ・標高1,870m)は、山形県と新潟県の県境に連なる朝日連峰(磐梯朝日国立公園)の主峰で、山形県西村山郡大江町・朝日町・西川町・西置賜郡小国町にまたがる日本百名山です。山形県山岳情報ポータルサイト「やまがた山」の公式案内によると、国土地理院による令和7年(2025年)4月1日の標高改定により、従来の1,871mから1,870mへ改定されました。

朝日連峰の稜線上には営業小屋(食事提供や有人管理が常時行われる山小屋)がなく、山頂直下の大朝日小屋をはじめとする無人の避難小屋(自炊・シュラフ等持参が基本、夏季〜紅葉期のみ管理人が常駐する場合あり)を利用して登山を行う山域です。最短ルートである大江町側の古寺(こでら)鉱泉コースでも往復18.1km・累積標高差2,020m・コースタイム10.3時間(体力度5)に達するため、山麓または稜線の避難小屋を利用した余裕ある計画が推奨されています。

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ルート解説(山形県山のグレーディング)

「山形県山のグレーディング一覧表(やまがた山/山形県)」および「日本百名山における登山ルート・グレーディング一覧表」に掲載されている大朝日岳および周辺ルートの数値は以下の通りです。

ルート名 体力度 技術的難易度 合計コースタイム ルート長 累積登り / 下り
大朝日岳(古寺鉱泉コース)往復 5 B 10.3時間(約10時間18分) 18.1km 2,020m / 2,020m
【周】大朝日岳(中ツル尾根コース〜鳥原山コース周回) 5 B 11.5時間(約11時間30分) 19.5km 1,870m / 1,870m
小朝日岳(古寺鉱泉コース)往復 4 B 6.7時間(約6時間42分) 11.4km 1,550m / 1,550m
鳥原山(朝日鉱泉コース)往復 4 B 6.7時間(約6時間42分) 12.5km 1,550m / 1,550m

※体力度5は「1〜2泊以上が適当」な基準です。日帰りでの計画は健脚者が早朝に出発する場合に限られ、天候急変や疲労による道迷い・低体温症リスクに十分な備えが必要です。


1. 古寺鉱泉コース(古寺案内センター ⇄ ハナヌキ峰 ⇄ 古寺山 ⇄ 小朝日岳 ⇄ 大朝日岳 往復)

山形県大江町の古寺鉱泉口(標高675m)から古寺川を渡り、ブナ原生林の尾根(一服清水・三沢清水)を登ってハナヌキ峰(標高1,191m)へ至り、古寺山(1,501m)・小朝日岳(1,647m、または北側の巻き道)・銀玉水を経て大朝日小屋・大朝日岳山頂を往復する最も一般的なルートです。

コースデータ(山形県山のグレーディング)

  • 体力度 / 技術的難易度: 体力度 5 / 難易度 B
  • 合計コースタイム: 10.3時間(約10時間18分)
  • ルート長: 18.1km
  • 累積標高差: 登り 2,020m / 下り 2,020m
  • 主な経由地: 古寺鉱泉口(標高675m) ⇄ 一服清水 ⇄ 三沢清水 ⇄ ハナヌキ峰分岐(1,191m) ⇄ 古寺山(1,501m) ⇄ 小朝日岳(1,647m/巻き道あり) ⇄ 銀玉水(水場) ⇄ 大朝日小屋(標高1,790m) ⇄ 大朝日岳山頂(1,870m)

2. 朝日鉱泉周回コース(朝日鉱泉口 → 中ツル尾根 → 大朝日岳 → 小朝日岳 → 鳥原山 → 朝日鉱泉口)

山形県朝日町の朝日鉱泉口(標高555m)を起点に、複数の吊橋(猿渡・立바・二俣など)を渡って中ツル尾根から大朝日岳へ直登し、稜線を小朝日岳・鳥原山(標高1,430m・鳥原山避難小屋)へ縦走して朝日鉱泉へ下る周回ルートです。

コースデータ(山形県山のグレーディング)

  • 体力度 / 技術的難易度: 体力度 5 / 難易度 B
  • 合計コースタイム: 11.5時間(約11時間30分)
  • ルート長: 19.5km
  • 累積標高差: 登り 1,870m / 下り 1,870m
  • 主な経由地: 朝日鉱泉口(標高555m) → 出合 → 中ツル尾根 → 金玉水(水場) → 大朝日岳山頂(1,870m) → 大朝日小屋 → 銀玉水 → 小朝日岳 → 鳥原山(1,430m・鳥原山避難小屋) → 白滝・金山沢 → 朝日鉱泉口
  • 注意点: 中ツル尾根コースは朝日川本流・支流沿いに複数の吊橋を渡るため、増水時や橋板撤去期間(晩秋〜春)は通行できません。出発前に朝日町の公式登山情報を必ず確認してください。

3. 日暮沢(ひぐらしざわ)口からの周回・縦走コース(西川町側)

山形県西川町の日暮沢避難小屋(標高約580m)を起点に、古寺山・小朝日岳経由または竜門山(1,688m・竜門山避難小屋)・西朝日岳(1,814m)経由で大朝日岳を結ぶコースです。竜門山避難小屋や大朝日小屋を利用した1泊2日以上の周回・縦走ルートとして歩かれています。


登山口施設・駐車場・避難小屋情報(公式案内)

山形県「やまがた山」、大江町観光物産協会、朝日町の公式案内による各登山口・避難小屋の情報は以下の通りです。

1. 古寺登山口・大江町朝日連峰古寺案内センター(大江町)

  • 所在地: 山形県西村山郡大江町大字貫見古寺1014
  • 営業期間: 6月1日〜10月31日(大江町観光物産協会公式案内)
  • 宿泊料金(要予約・自炊または食事相談):
    • 1泊(シュラフ・寝袋持参): 3,000円
    • 1泊(布団利用): 4,000円
    • 日帰りシャワー利用: 500円
  • 駐車場: 約200台収容(環境整備協力金 1,000円)。仮設トイレが6月〜10月下旬に設置されます。

2. 朝日鉱泉口(朝日町)

  • 施設: 登山口に「朝日鉱泉ナチュラリストの家」(宿泊・日帰り入浴施設、営業期間は例年5月中旬〜11月上旬頃)があります。
  • 駐車場: 登山口から約50m付近に未舗装の駐車スペース(約15台)があります。アクセス道路の山形県道289号(白滝宮宿線)は冬期閉鎖や大雨時の通行止めがあるため事前確認が必要です。

3. 稜線上の避難小屋と水場

  • 大朝日小屋(標高1,790m): 大朝日岳山頂直下の鞍部にある無人の避難小屋(予約不要・環境整備協力金制、トイレあり)。食事や寝具の提供はないため、シュラフ・マット・自炊用具・食料の携行が必須です。
  • 鳥原山避難小屋・竜門山避難小屋: いずれも無人の避難小屋でトイレ・水場が付近にあります。
  • 水場(銀玉水・金玉水): 大朝日小屋〜小朝日岳間に「銀玉水」、中ツル尾根上部に「金玉水」がありますが、晩夏〜秋は水量が減ることがあるため事前の水場確認と浄水対策が必要です。

参考リンク

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執筆・確認

山日記編集部

実際の山行記録や公的機関・自治体の最新情報をもとに、登山ルート・装備・安全対策をわかりやすく整理して発信しています。 登山道・交通・施設情報は変わるため、記事公開後も必要に応じて更新し、最新確認先も案内しています。

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