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風吹大池・風吹岳 登山ガイド|風吹登山口コースのグレーディング・林道北野線規制と神の田圃・風吹山荘【2026年】

Keru6006, Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)/風吹大池付近から望む雪倉岳

·⛰ 風吹大池・風吹岳

風吹大池・風吹岳 登山ガイド|風吹登山口コースのグレーディング・林道北野線規制と神の田圃・風吹山荘【2026年】

北アルプス北端・小谷村の信州百名山、風吹大池(標高1,778m)・風吹岳(標高1,888m)の登山ガイド。長野県山岳グレーディング(体力度3・技術度B)、風吹大池周回(神の田圃・血ノ池・天狗原)、風吹山荘、2026年の林道土沢線(通行可)・林道北野線(工事通行止め)情報を整理します。

目次

  1. 風吹大池・風吹岳の概要
  2. 長野県山岳グレーディングとコース詳細
  3. 1. 風吹登山口〜風吹大池〜風吹岳〜神の田圃 周回コース(体力度3・技術度B)
  4. 2. 風吹大池〜白馬大池(乗鞍岳・栂池・蓮華温泉方面)連絡ルート
  5. 2026年現在のアクセス・林道通行規制情報(小谷村公式)
  6. 参考リンク

風吹大池・風吹岳の概要

風吹大池(かざふきおおいけ・標高1,778m)および風吹岳(かざふきだけ・標高1,888m)は、長野県北安曇郡小谷村と新潟県糸魚川市の境付近、北アルプス(後立山連峰)北端部に位置する山岳・高層湿原エリアです。信州百名山に選定されており、中部山岳国立公園の特別保護地区・特別地域に指定されています。

小谷村観光公式サイトの案内によれば、標高1,778mに位置する風吹大池は火山活動によって形成された火口湖であり、北アルプスの湖沼の中でも最大規模を誇ります。湖の周囲には風吹岳(1,888m)をはじめ、池塘が点在する高層湿原の「神の田圃(かみのたんぼ)」や「天狗原(てんぐっぱら)」「血ノ池」「小敷池」などを巡る木道・周回歩道が整備されており、雪解け期のミズバショウやリュウキンカ、初夏〜夏のシラネアオイ・ワタスゲ・ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)、9月下旬〜10月上旬の草紅葉・ダケカンバの黄葉まで四季折々の景観が見られます。

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長野県山岳グレーディングとコース詳細

長野県山岳グレーディング一覧表(2026年版)および小谷村観光公式サイトに掲載されている風吹岳(風吹登山口)コースの数値は以下の通りです。

ルート名称 体力度 技術的難易度 スタート地点(標高) 最高地点(標高) 終了地点(標高) 合計コースタイム ルート長 累積登り / 下り ルート定数
風吹岳(風吹登山口)[長野県 #8] 3 B 風吹登山口(1,090m) 風吹岳(1,888m) 風吹登山口(1,090m) 6.5時間 6.9km 820m / 820m 22.4

※小谷村観光公式サイトの標準コースタイムでは、風吹登山口〜風吹大池(風吹山荘)間が**登り約180分(3時間)・下り約150分(2時間30分)**と案内されており、大池周辺の湿原・風吹岳の周回には別途1時間30分〜2時間30分程度を見込みます。


1. 風吹登山口〜風吹大池〜風吹岳〜神の田圃 周回コース(体力度3・技術度B)

小谷村の風吹登山口(標高1,090m)からブナ林の尾根道を登って風吹大池へ至り、湖畔の風吹山荘を起点に風吹岳(1,888m)や高層湿原の「神の田圃」「天狗原」を周回するメインコースです。

  • コースの流れ:
    • 風吹登山口(1,090m)→ 冷水(ひやみず・水場)→ 風吹天狗原分岐 → 風吹大池・風吹山荘(標高1,778m)→ 小敷池・血ノ池 → 風吹岳(標高1,888m)→ 神の田圃(湿原)→ 白馬大池分岐(風吹天狗原)→ 風吹山荘 → 風吹登山口
  • 区間ごとの特徴と注意点:
    • 風吹登山口〜風吹大池(登り約180分/下り約150分): 登山口からしばらく林道・沢沿いを進んだ後、ブナやダケカンバの樹林帯の急登となります。途中には硫黄臭を伴う箇所や、岩の間から湧き出る水場「冷水(ひやみず)」があり、上部で傾斜が緩むと風吹大池の畔に建つ風吹山荘に到着します。
    • 風吹大池周回(風吹岳・神の田圃・天狗原): 風吹山荘から時計回り(または反時計回り)に大池の周囲を巡ることができます。西側の尾根へ登ると二等三角点のある風吹岳(標高1,888m)に至り、樹間から風吹大池の湖面や白馬乗鞍岳・雪倉岳・朝日岳方面を望めます。そこから南東へ下ると、池塘と高山植物が広がる湿原神の田圃や風吹天狗原の木道に出ます。
    • スリップ・ぬかるみ対策: 登山道は粘土質で木の根や濡れた木道が多いため、雨天時や朝露で濡れている際は滑りやすく、防水性の高い登山靴と丁寧な足運びが必要です。

2. 風吹大池〜白馬大池(乗鞍岳・栂池・蓮華温泉方面)連絡ルート

風吹天狗原の分岐から南西へ進み、横前倉山(標高1,998m)の巻道・フスブリ山を経て白馬大池山荘(標高2,379m)へ抜ける縦走路も通じています。白馬大池から先は蓮華温泉や白馬乗鞍岳・栂池自然園へ至る1泊2日以上の縦走コースとなります。


2026年現在のアクセス・林道通行規制情報(小谷村公式)

風吹登山口へ通じる小谷村内の林道は2路線ありますが、小谷村役場公式サイト「林道の状況について」(2026年9月19日更新)において、以下の通り通行可否が発表されています。

林道名(ルート) 2026年の通行状況 公式発表の詳細
林道土沢線(来馬[くるま]方面〜風吹登山口) 通行可能 風吹登山口まで通行可能(小谷村観光案内によれば約7kmの未舗装ダート林道。落石・悪路のためパンク等に注意)
林道北野線(北野方面〜風吹登山口) 通行止め 道路舗装工事のため、当面の間通行止め
  • 駐車場・設備:
    • 風吹登山口駐車スペース: 約8台(トイレ・水場なし)。駐車台数が限られており、林道も未舗装のため、JR大糸線「南小谷駅」または「平岩駅」からタクシー利用も推奨されています。
  • 山小屋(風吹山荘):
    • 風吹大池畔(標高1,778m)に建つ山小屋です。営業日・宿泊予約については事前に確認が必要です(キャンプ指定地はなし)。

参考リンク

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執筆・確認

山日記編集部

実際の山行記録や公的機関・自治体の最新情報をもとに、登山ルート・装備・安全対策をわかりやすく整理して発信しています。 登山道・交通・施設情報は変わるため、記事公開後も必要に応じて更新し、最新確認先も案内しています。

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